

與謝野晶子「みだれ髪」プロジェクト始動
プロローグ 與謝野晶子との出遭いは、中学一年の時だった。偶然、廊下で拾ったプリントが、文芸部の人が落としたものだった。有名な「君死にたもふことなかれ」と「みだれ髪」の一部がプリントされていた。なにげか惹かれた。担任が国語の先生で文芸部の顧問だった。授業中「與謝野晶子、知って...


「自分」という『病』、「ホリスティック」という『病』」
(「免疫の意味論」多田 富雄/ 青土社1993/4/30 刊を読みました。) 「自己」と「非自己」の区別という問題が免疫のカテゴリーで提起されている。免疫が、個体のアイデンティティを決定するという視点は面白い。「自己」というものの成立が如何に曖昧なのか、ともすれば、決定論的...


2017年の総括と2018年の指針・・
2017年の総括・・ 1. 前半(3.3-7.2)は、建築インフラ補修&塗装集中期間で忙殺されました。 夏、韓国に大麻布の現状調査に行きました。 その過程で、自分にとっての「写真」の意味を問い、後半は、写真暗室集中期間を開始(9.1-)し、今に至ります。...


追加補足・・・1963三井三池三川炭鉱炭塵爆発事故と三池主婦会
父が東京本社に「栄転」した直後、1963年11月9日午後3時12分、三井三池三川炭鉱炭塵爆発事故が起こりました。死者458名、一酸化炭素中毒(CO中毒)患者839名を出したこの事故は、「戦後最悪の炭鉱事故・労災事故」と呼ばれました。三井三池争議で、労働組合=第一組合の組合員...


母のこと・・「父に逢うては・・」「母に逢うては・・」
1 養鶏農家に生まれ・・ 母 大塚(旧姓)シエ子は、1932年(昭和7年: 満州国建国の年)10月2日、熊本県玉名郡南関町宮尾で養鶏農家の7人兄弟の末っ子として生まれました。3人の兄と3人の姉がいました。一番上の兄とは、歳の差が親子程離れていました。その長兄大塚巧は戦死。...


「隠れて生きよ」
私が生きる目的は、「心安らかな日常生活(seelenfriedlicher Alltag)」と、「心の安定Stabilität meiner Seele)」である。そのために、「心行」(高橋信次)から一日が始まり、Vipassana(Goenka/Theravada/Dzo...


Sokrates「死の練習」としての"Philo-sophia" あるいは「死」の覚悟
「生」は、他でもない自分自身の真の「自己」、つまり、自己の本質、自己の精神の深層、心の探求の途なのであろう。 其の「心」を通じてのみ、時間を超越したもの、宇宙、宇宙を超越したものにリンケージ為うる。だから、"Philo-sophia"は、「死の練習」Sokrates...


真のホリスティックであってこそ・・・カタカムナ
物理学者・電気技術者である楢崎皐月が、1949年に カタカムナ文字を入手して解読に成功した「カタカムナ文献は、高度な文明を築いた古代人の宇宙観を、詩歌という形で書いた科学書」であり、それに基づき、「相似象学」と呼ばれる独自の学問を展開しました。...