

「自分」という『病』、「ホリスティック」という『病』」
(「免疫の意味論」多田 富雄/ 青土社1993/4/30 刊を読みました。) 「自己」と「非自己」の区別という問題が免疫のカテゴリーで提起されている。免疫が、個体のアイデンティティを決定するという視点は面白い。「自己」というものの成立が如何に曖昧なのか、ともすれば、決定論的...


2017年の総括と2018年の指針・・
2017年の総括・・ 1. 前半(3.3-7.2)は、建築インフラ補修&塗装集中期間で忙殺されました。 夏、韓国に大麻布の現状調査に行きました。 その過程で、自分にとっての「写真」の意味を問い、後半は、写真暗室集中期間を開始(9.1-)し、今に至ります。...


好きな写真集 「森山大道 遠野物語」 森山大道 写真/文 光文社文庫 2007.4.20
写真集の装丁が素敵です(ブックデザイン 鈴木一誌・藤田美咲)! 最初の12ページがカラーで、そのうち4ページが見開き1枚写真です。大部分のページがブラックベースの紙で(カラー写真のベースも)、フィルムのパーフォレーションが印刷されている作品も。KODAK TRI X PAN...


「以清浄心 供養三宝 発清浄心 供養三宝 願清浄心 供養三宝 」 創業セミナーに参加して思うこと・・徒然に
Gallery & Cafe SIGEL から SIGEL 天羽工房に軌道修正しつつありますが、その過程で、商工会議所主催の創業セミナーに参加しましたp(^^)q 風邪を拗らせてしまい、慢性副鼻腔炎・慢性気管支炎状態で、最初日から最終日までずっと一月間迷惑をお掛けしてしまい...


「歴史の真相と大麻の正体(この世界はどこまで嘘だらけなのか?)」Tokyo DD Clinic 院長 内海聡著・三五出版2015.2.6
面白い本です(^0_0^)!推薦図書にしたいくらいです! ただ、勿体ないです!せっかくの重厚且つ重要且つ新規な内容なのに、最近の辺見庸さんと同じで、感情が高まり過ぎて言葉が「汚い」のが、内容以前に鼻につきます。理系出身なのに、或いは、理系出身だからこそなのかもしれませんが、...


好きな写真集 BRASSAI ブラッサイ 夜のパリ 序 ポール・モーラン/ 飯島耕一訳 みすず書房 1987.12.25
鴨川市立図書館にありました! 探していた写真集! 写真集を作るとしたら、こんなのにしたい! そう思う写真集です! 「夜は昼の陰画(ネガ)ではない。夜の表面は暗くなっても、なお白くあることを止めない。実際のところ、昼と夜とは別個の姿をしている。一切は夕方になると、非現実的な遠...


島原の乱と日本の「民主主義」
1 「アニマの鳥」石牟礼道子著 筑摩書房 1999.11.25 2 「煤の中のマリア 島原・椎葉・不知火 紀行」石牟礼道子著 平凡社2001.2.5 ・・・と読んで来て、どうしても読みたくなってしまいました。。 3 「島原の乱 キリシタン信仰と武装蜂起」神田千里著...


追加補足・・・1963三井三池三川炭鉱炭塵爆発事故と三池主婦会
父が東京本社に「栄転」した直後、1963年11月9日午後3時12分、三井三池三川炭鉱炭塵爆発事故が起こりました。死者458名、一酸化炭素中毒(CO中毒)患者839名を出したこの事故は、「戦後最悪の炭鉱事故・労災事故」と呼ばれました。三井三池争議で、労働組合=第一組合の組合員...


私が撮った写真 SIEKO
母が他界(2017.10.1)した後、葬儀用の遺影のため、母の遺品のアルバムから母の写真を探しました。しかし、適当な写真がないのです。 母は、私のカメラの前では決して笑顔を見せなかったことに気付きました。孫息子・孫娘と一緒の写真で初めて笑顔を見せているので、それから葬儀用の...


母のこと・・「父に逢うては・・」「母に逢うては・・」
1 養鶏農家に生まれ・・ 母 大塚(旧姓)シエ子は、1932年(昭和7年: 満州国建国の年)10月2日、熊本県玉名郡南関町宮尾で養鶏農家の7人兄弟の末っ子として生まれました。3人の兄と3人の姉がいました。一番上の兄とは、歳の差が親子程離れていました。その長兄大塚巧は戦死。...